memorandum

試考錯誤

「ヘレディタリー/継承」

冬のホラー映画祭!第2弾

 

もうすぐ終わる今年ですが…今年に見た中では最恐・最狂といえる作品です。

つまり1番怖かった。

わかったわかった。怖いから!もういいから!と何度も上映中帰りたくなりました。

私がホラー映画を映画館ではあまり見てこなかったのもあるのかもですが、集中力がとても持たない、帰りたくなるホラー映画でした。

 

以下少しだけネタバレ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くの方が言ってる通り、ホラー映画の怖がらせ要素の見本市のようなホラー映画です。

よく言えば、誰かの苦手も絶対に含まれている故に、「そう言う系は平気なんだよねー」を許さないスタイル。

悪く言えば、もう出尽くしてるネタを並べてるわけです。しかし、既視感があっても少しずつ何だか違ってて怖いので、どう次展開されるか分からずにとても怖い。

クオリティがとても高く、全画面行き届いてる故に、よくある怖さでも慣れを許さない。

ずーっと何かが起きかねない効果音が続きます。強弱つけるみたいなことを知らないのかな?ずっと最恐出力をこちらに予感させます。なので中盤にはヘトヘトでした。

とりあえず怖いのは怖くて、こんな怖いの?って思える映画でしたが、その理由は各種取り揃えられてることと、自分があまり映画館で見慣れてないからかな?程度に思ってましたが。

もっと細かい細工?が盛りだくさんらしいので是非見てみて欲しいです。

今年の冬見た中で最もホラー映画好きこそ見るべきホラー映画でした。

個人的に好感度高かったのが、本作は実は欧米ホラー映画にありがちな悪魔ホラーで、黒魔術ホラーなのですが、そこがわざとらしくなく記号で理解させるような描き方が少なかったのがよかったです。黒いベールや三角帽子かぶったキャラクターが出てきた時点で終わってました。

 

追記…個人的にラストのシーンが余分に思えたのですが、皆さんはどう思われるでしょう。兄が妹(実は昔から悪魔に取り憑かれていた模様)のクセを真似て、身体が乗っ取られたことが伝わった時点でエンドでよかったと思ってます。